住宅ローンの返済計画を考えよう
更新日:マイホームを購入する時には住宅ローンを組むことになる人がほとんどだと言えますが、返済が開始してから苦しい思いをしない為にも、住宅ローンの返済計画をしっかりと考えておくことが大切だと言えます。まずは自分たちの収入に見合った予算を決定することが大切であり、将来的に収入がどのように変化するかということまで考えて予算を決める必要があるでしょう。現在は共働きであれば問題なく返済ができると思うかもしれませんが、子供を持つ予定がある場合は妻が出産をきっかけに仕事を辞めることになる可能性もあります。仕事を続けるつもりであったとしても様々な理由から困難になるケースもあるので、柔軟に対応することができるように余裕のある返済計画を立てておくことが大切です。
住宅ローン返済計画を考える時には、どれくらいの期間をかけて返済していくかということも考えておく必要があります。住宅ローンは最長35年であることが多いと言えますが、35年かけて返済することになると大変な思いをするケースが多いです。若い人たちであれば問題ないかもしれませんが、30代以降にマイホームを購入する時には返済にかかる年数もしっかりと考える必要があります。最長の35年間を選択してしまうとリタイアしてからもローンを返済することになり、老後のお金が減ってしまうという問題が発生したり、自分たちの子供に金銭的な援助をお願いすることになったりする可能性があるでしょう。老後に住宅ローンの返済で大変な思いをしたくない、子供に迷惑をかけたくないと考えるのであれば期間まで考慮した返済計画を立てるようにしてください。
返済計画を立てることが難しいと感じるかもしれませんが、その場合はファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することがおすすめだと言えます。家族構成や収入、ライフプランなどのヒアリングを行ってもらい、様々なパターンのシミュレーションを行ってもらうことができるので便利です。自分たちで考えると無理のある返済計画になってしまう可能性があるので、余裕を持った返済プランを立てる為にもプロの力を借りることをおすすめします。ファイナンシャルプランナーはマイホームを購入するハウスメーカーに在籍していることもありますし、相談することで専門家を紹介してもらえるケースもあることを知っておきましょう。素敵なマイホームを建てることができてもローン返済で苦しむことになっては意味がないので、契約前にきちんと住宅ローンの返済計画を立てられるようにしておくと良いです。